年間スケジュール

学習塾の経営の一年間のスケジュールをご紹介しています。

学習塾経営者の年間スケジュール

学習塾をFCで経営するにあたって、どのような仕事やイベントがあるのでしょうか。それを知るために、まずは学習塾の年間スケジュールを見ていきましょう。

一年間の間にどのような出来事があり、何をするべきなのかを知ることが学習塾経営を知る第一歩です。

春―新学期シーズン

4月 書き入れ時

生徒の進級・進学シーズン。ここで教室を生徒で埋めることができれば、一年間の経営はよほどのことが無い限りは安定すると言えます。逆に言えば、4月の入塾者の数がその年度の収入を決めると言っても過言ではありません。

新しく気持ちを切り替える時期ですから、宣伝・広告の効果は大きいタイミング。しっかりと予算や手間をかけて、新しい生徒を集客しましょう。

5月 塾の指導力がみられる

入塾ラッシュを終えて、新しい学年の最初の難関である中間テストがあります。保護者にとっては、塾の指導力を見る最初の機会です。ここで生徒の学力を落とさないよう、4~5月にしっかりと指導する必要があります。

6月 夏期講習の準備

いよいよ夏期講習の準備が始まります。特に進学塾にとっては、夏休みの指導が非常に重要。夏の基礎力指導が秋以降にずっしりと効いてくるからです。

入試はまだまだという感じもしますが、ここで準備を始めた生徒はやはり成績がグンと伸びます。受験は夏が勝負だということをしっかりと伝えましょう。

夏―夏期講習シーズン

7月 入塾者を増やすチャンス

夏期講習の本格的な集客が始まるのはこの7月。4月に次いで、入塾者を増やすチャンスです。夏期講習に参加した生徒も、手応えがあれば入塾することが多いようです。

夏期講習が塾の宣伝になるという面もあります。夏期講習を体験入塾として宣伝するなど、夏以降の集客につながる工夫が必要です。

8月 塾の評判を良くする夏

「夏を制する者は受験を制する」。受験に関する格言の中でももっとも有名で、そして真実を言い当てているのだと思います。

夏休みは長い時間をとってしっかりと勉強ができるので、ここで基礎力をつけておくことが大切。夏のモチベーションを保ち、秋以降に成績を伸ばすことができれば、上半期の指導は大成功です。それによって退塾者を大きく減らすことができますし、塾の評判も良くなります。

9月 生徒へのフォローが鍵

夏期講習がひと段落して、その結果で入塾者や退塾者が表れるシーズン。誰もが夏期講習で思うような結果を出せるわけではありません。学習がうまくいかなかった生徒のフォローが大切です。

また、夏季講習を終えて、講師も疲れてしまう季節。忘れずにフォローをしてあげましょう。

秋―冬期講習シーズン

10月 進路指導に力を

いよいよ入試を意識し始めるのが10月ごろ。基礎固めを終え、応用問題を解いていくことになります。志望校選びが具体的になり始めるので、進路指導などのフォローも大切です。

志望校選択はモチベーションにも関わるので、デリケートな問題。この時点では、可能ならまだ少し上のランクを目指すことを勧め、モチベーションを下げないようにすることが必要です。

11月 生徒増加のラストチャンス

冬期講習の準備がいよいよ本格的になります。入試の過去問に取り組んだり、入試本番に照準を合わせた学習が始まります。

冬期講習は、入塾者を増やす最後のチャンス。ここでもしっかり広告宣伝を打ち、入試対策を中心にアピールしていきましょう。

冬―入試シーズン

12月 入試に向けたフォローを

いよいよ冬期講習が始まります。塾全体、もちろん生徒もナーバスになる時期。

1月から始まる入試に向けて、進路指導も本格的になります。ここで最終的な志望校を決める生徒も多いため、メンタル面も含めてフォローが大切です。生徒だけでなく、保護者も神経質になりますので、三者面談などを行うのもよいでしょう。

1月 来年度の生徒増減が決まる時期

いよいよ入試シーズン。私立高校の入試や推薦入試、大学受験はセンター試験が始まります。塾内はピリピリとしますが、それも仕方のないこと。生徒自身がいちばんプレッシャーを感じています。経営者や講師も大変ですが、フォローに手を尽くしましょう。

また、冬休み明けの定期テストもあります。この結果次第で来年度以降の入塾者が決まります。来年の収益を決める大切なシーズンですので、受験生以外の指導にも力を入れましょう。

2月 現生徒の管理をしっかりと!

受験シーズンのラストスパート。あとは生徒のメンタルケアや体調管理をしっかりと意識させ、自信をもって入試に臨んでもらえるよう気を遣うばかりです。

3月 受験対策のコツを引き出す

入試の結果が最終的に決まるのが3月。塾での指導の成果が表れる月でもあります。

入試が終わったからと言って安心してはいけません。3月後半から4月にかけての春期講習で、来年度に向けて学力をしっかりとつけてもらうことが、保護者や生徒からの信頼を得るためには大切です。

また、入試に成功した生徒からは、受験対策のコツや塾の良かったところなどをヒアリングするようにしましょう。実際に受験を成功させた生徒の生の声は、その後輩たちに向けた大きなアピールになります。これを利用して、新年度の集客につなげていきましょう。