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講師採用・育成方法

大切な塾経営ノウハウのひとつ、講師の採用や育成のポイントを解説しています。

【塾経営ノウハウ】塾の価値を決める!講師の採用・育成のポイント

塾の価値、クオリティを決める要素には、カリキュラムやシステム、実績などが挙げられます。これらの要素の根底にあり、もっとも大切なのは講師の質です。塾が評価され、地域で口コミが広がるかどうかは、講師のクオリティに左右されると言っても過言ではありません。

良い講師がいれば、成績や実績が上がるだけでなく、塾の雰囲気が良くなる効果が期待できます。これによって「あの塾はいいよ」という口コミが広がれば、集客の大きな力になってくれるのです。質の低い講師が揃ってしまったときの害は、言うまでもありませんよね。

では、質の高い講師を揃えるにはどうしたらいいのでしょうか?講師を採用し、育成して、良い講師を集めるためのコツを伝授します。

塾講師に資格は必要?開業前に知っておきたい塾講師の条件とは

塾講師には教員免許などの特別な資格は必要なのでしょうか。

近い将来、国家検定化されるとも言われる学習塾講師検定制度の詳しい内容や、塾講師に必要とされる条件、塾講師に向いている人物像などについてみてみましょう。

塾講師に特別な資格は不要

塾講師の場合、実は教員免許などの特別な資格は一切必要ありません。

しかし、基本的には4年制の大学を卒業していることが最低の条件であると考えておいて間違いないでしょう。生徒に教えるのに必要な学力があれば、実際にどこの大学を卒業しているかは関係ありません。

ただし、生徒やその親が講師の出身大学や肩書きを気にするのは当然です。有名大学を卒業している、検定試験に合格しているといった肩書があることは、講師だけでなく塾自体のイメージアップに繋がります。

<学習塾講師検定制度とは>

近年、学習塾を利用する児童や生徒が増え、塾講師の需要も高まっています。

しかし、塾講師の約6割は大学生のアルバイトといった、非正規雇用者だと言われています。その背景には定着率の悪さや、塾講師を育成するための機会の少なさ、講師の能力を客観的に評価するシステムが構築されていないといったことが挙げられます。

これらの課題を解決すべく2008年から実施されているのが、公益社団法人全国学習塾協会による学習塾講師検定制度、通称「塾検」です。

受験者数の低迷などから国家検定にする動きもありますが、そもそも塾講師に必ず必要な資格ではないため、国家検定化についてはその是非が問われている状況です。

学習塾講師検定制度では、講師の能力ごとに1級から3級までのレベルがあり、「集団指導3級」は塾講師としての最低限の基礎知識やマナーなどの習得を目的とした筆記試験のみ。

「集団指導2級」はテキスト学習と筆記試験・実技試験があり、講義をする上でのポイントや3級の内容が身についた実務経験2〜3年程度の人を対象としています。

「集団指導1級」も2級と同様にテキスト学習と筆記試験・実技試験が行われ、2級・3級のポイントを身に着け、塾講師として十分に活躍できる能力が求められます。

塾講師に求められるものは学力だけじゃない

生徒に教えることができるだけの学力はもちろん必要ですが、塾講師はただ学力があるだけでは務まらず、コミュニケーション能力や体力など、学力以外にも必要とされる能力があります。

<学力以上に必要なコニュニケーション能力>

塾講師は一方的に勉強を教えるだけでなく、複数の生徒からの質問に答えたり、生徒が困っていることを感じ取ったり、時には生徒だけでなくその親と話をするなど、他者とのコミュニケーションが常につきまとう職業です。

そのため、相手の話に耳を傾ける姿勢や、相手の立場になって考える姿勢、わかりやすく説明する姿勢など、高いコミュニケーション能力がなければ務まりません

高い学力を持つ人の中には、幼い頃から勉強一筋で人と話すことは苦手、学力の高さ故にプライドが異常に高く高圧的、といった人もいます。学力も確かに必要ではありますが、学力以上に必要なのはコミュニケーション能力です。

忘れがちですが、塾講師の仕事もサービス業です。話しやすい、説明が上手、愛想が良いなど、あくまでもサービス業に従事する人間であることを念頭におく必要があるでしょう。

<生徒の心を惹きつける魅力を持っているか>

学生時代、生徒から人気のある先生はどういった人物だったか思い出せますか?いつも優しく接してくれたり、ユーモアがあったり、格好よかったり、何か惹き付けられる魅力を持った人物ではなかったでしょうか。

塾講師の最大のミッションは、生徒の学力を向上させることであり、そのためにはまず、生徒に講師の話を聞く気になってもらう必要があります。いくら学力のある講師であっても、生徒に「先生が嫌いだから勉強したくない」と思われてしまっては元も子もありません。

人当たりの良さそうな人や清潔感のある人など、人の魅力は様々ですが、何より生徒に好かれそうな雰囲気を持つ人は学力レベル以上に塾講師としての資質があると言えるでしょう。

<熱意なしでは教えられない>

塾講師は一度に何人もの生徒を指導することがほとんどであり、当然その中には理解力に乏しい生徒もいますし、そもそも親に言われて仕方なく通っているような学習意欲のない生徒もいます。

そのため、何度も同じことを教えたり基本的な質問をされたりすることもありますし、こちらの話を真面目に聞いてくれないこともあるでしょう。

塾講師はサービス業。お金をいただいている以上は生徒の学力を向上させる義務があり、指導を放棄するわけにはいきません。

様々な理由から指導がスムーズにいかない生徒と根気よく付き合うために必要なものは、生徒の学力を伸ばしてあげたい、生徒が希望する進学先へ合格させてあげたい、生徒に勉強を好きになってもらいたい、といった熱意のほかありません。

解けなかった問題が解けるようになった時や生徒が受験に合格した時、一緒に喜べるような、熱意のある人であれば、きっと生徒からの信頼も得られやすく、指導も熱心に行なってくれるでしょう。

<自身に受験経験があると助言もしやすい>

大学を卒業している人であれば、受験経験がない人は少ないと思いますが、推薦やAO入試で入学した、ということも考えられます。塾講師は自身の受験経験を生かせる職業でもあるのです。

受験をしない同級生もいる中で臨む中学受験、初めての受験になる生徒も多い高校受験、様々な選択肢のある大学受験。ひと口に受験といっても、いつ受験するかによって生徒を取り巻く環境や心理的状況は大きく異なります。

小学生を指導するのであれば中学受験、中学生を指導するのであれば高校受験といったように、受験経験がある人の方が、通学をしながらの受験勉強の方法や、受験時の雰囲気など、経験者でしか知り得ない情報を教えられたり、より深く受験生の心理状況を理解できるはずです。

また、学部や学科によって受験の内容も異なる大学受験の場合は、例えば医大受験を得意としているなど、塾によって得意とする分野も違うため、塾が得意とする分野の大学や学部の受験経験、合格経験がある講師の方がより望ましいと言えます。

<塾講師は予想以上に体力がいる>

塾講師は生徒が聞き取れるくらい大きな声で話したり、生徒の席を行き来したり、時にはチラシを配るなど、意外と体力が必要な職業です。

また、生徒は下校後の夕方や夜に塾に通うことがほとんどですので、勤務も昼過ぎから夜遅くまで、土曜や日曜に出勤ということも少なくありません。

そのため、それに耐えうる基礎体力は必須であり、夏期・冬期の講習や、テスト前の対策など、変則的なスケジュールに対応できるフットワークの軽さも求められます。

当然、部活をはじめ他の活動をしながら塾に通い受験をする生徒も多いため、部活動の経験がある、学生時代スポーツをしていた人なども、生徒の生活サイクルを理解しやすく、体力面を考えても塾講師に適した人物と言えるでしょう。

講師採用試験 ~生徒や保護者とのコミュニケーション能力~

講師の採用の最低条件として、学力試験を行います。指導するだけの学力があることは当然必要です。

しかし、学力だけでは不十分です。模擬授業をさせて指導力を見たり、面接でコミュニケーション能力を確かめることが大切です。塾講師はただ学習指導をするだけでなく、生徒と直接コミュニケーションをするサービス業としての側面もあります。

また、塾講師の難しさは指導だけでなく、保護者対応が必要な点にあります。社会人としてマナーのある接し方ができるだけでなく、クレームを引き起こさないような対応力も求められます。

ただ「学力が高いから」「子どもと仲良くやれそうだから」というだけで講師を選ぶのは危険。サービスを提供する立場として、必要な能力があるかどうかを見極めましょう。

講師研修 ~長く居続けられる講師に育て上げるには~

採用した講師は、実際に授業に出る前に研修を行う必要があります。

研修を行うのは、もちろん充実した授業をしてもらうためでもあります。しかしそれ以上に大切なのが、顧客満足度を高めること。逆に言えば、顧客に不満を持たれない講師を育成することです。

教えている内容が良くても、生徒との相性の良し悪しが極端に分かれる講師や、保護者対応が悪い講師は塾には不要です。授業内容がどんなに良くても、それでは退塾する生徒が増えてしまうからです。

獲得した顧客である生徒や保護者が不満を感じず、長く在籍するような授業や対応ができる講師を育成することが、学習塾の人材育成にはもっとも大切です。聴きやすい話し方や生徒・保護者への対応の仕方、ビジネスマナー、社会人としての常識などをしっかり教え込むことが講師研修には必要です。

フランチャイズシステムの研修を利用するのもアリ

こういった講師の採用や研修のノウハウを蓄積しているのが、塾のフランチャイズグループ。講師の採用や育成に必要なポイントを知り尽くしているFCグループのノウハウを利用すれば、質の高い講師を集めやすくなります

はじめて塾を開業するオーナーさんでは、どうしても人材の質をしっかり見抜くのが難しいと思います。フランチャイズの採用や育成システムを利用するほうが確実なのは間違いありません。

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