市場

学習塾経営の市場の概況を解説。少子化にも関わらず学習塾産業が伸びている理由、新規参入のチャンスと読む理由を解説しています。

【学習塾の「今」】市場概況編

少子化問題が依然として横たわる中、気になるのは学習塾の市場規模が小さくなるのでは?という不安。しかし、ここ数年のデータを見ると、その市場規模は小さくなるどころか、逆にチャンスを感じさせるものとなっています。

ここでは、新規参入のチャンスとされる学習塾産業の市場の様子を解説していきます。

学習塾市場がチャンスを迎える、3つの理由

教育産業と少子化問題は、もちろん密接に関連しています。教育産業の全体の市場は、2014年度のデータではほぼ横ばい状態。それは成長分野と縮小分野があり、プラスマイナスで横ばい成長となっているため。

その中で、成長を続けている分野の代表が学習塾・予備校市場。事業者によっては大きく業績を伸ばしているところもあります。業者によって明暗が分かれる中、教育産業はますます新規参入のチャンスを迎えています。

では、この市場の動きの理由を3つご紹介しましょう。

  1. より質の良い塾が求められている

    学習塾の事業者は、年々増える一方。競合事業者が増えれば、消費者はより質の良いものを選ぶようになります。ただ塾に入れればいい、ということではなく、指導の質が高く、成績や能力を伸ばす力のある塾はより多くの顧客を獲得することになるでしょう。

    これによって、質が悪くても顧客を集められた塾は淘汰され、充実したノウハウのある塾に顧客が集中することになります。この市場環境の変化を読むことで、新規参入者に大きなチャンスが巡ってくることは間違いありません。

  2. 教育にかける費用は年々増えている
  3. 少子化が進む一方で、各家庭で教育にかける費用は年々増加する一方。学力の低下や公立校の指導力への不信感から、塾への期待は高まるばかりです。

    2015年のデータでは、通塾率は小学生47.3%、中学生で61.1%となっています。家庭で教育にお金をかけるのは当たり前のことで、質の高い塾にお金をかけて通わせるという最近の傾向が見て取れます。これが学習塾産業の成長の大きな理由のひとつです。

  4. 個人事業主が多い業界である
  5. 学習塾業界は、実は全体の70%ほどが個人事業での経営だというデータがあります。これには驚かれた方が多いのではないでしょうか?

    しかし、これからの学習塾産業は集客、指導ノウハウ、情報力など、大手企業のネットワークによる力がものを言う時代へと突入していきます。個人事業での塾経営は難しく、フランチャイズ学習塾が強く生き残っていくことが予想されます。

フランチャイズでの学習塾経営のチャンス!

お金をかけてでも、質の良い塾に通わせたいという家庭が増えている中、指導ノウハウの蓄積量が圧倒的なフランチャイズ学習塾は大きく有利になることが予想されています。

しかも、個人事業主が握っていた顧客は離れていき、ますます大手学習塾の集客力は高まるばかり。大手のフランチャイズなどを利用した学習塾開業には間違いなく大きなチャンスだと言えます。