HOME » 学習塾経営の「今」を知る » 塾の経営タイプ

塾の経営タイプ

補習塾、進学塾、総合塾、集団指導塾、個別指導塾など、学習塾の経営のタイプについてそれぞれの特徴を解説しています。

【学習塾の「今」】経営タイプ編

学習塾とひとくちに言っても、その指導の目的や授業・講義のスタイルによってタイプ分けをすることができます。開業するエリアの特徴やニーズを読み取り、適切なタイプの塾を選んでいくことが経営の成功のポイント。

ここでは、学習塾の経営タイプを知るための5つのキーワードをご紹介していきたいと思います。

指導の目的別・学習塾のタイプ

指導の目的や指導方針によって、塾のタイプは3つに分けることができます。

  1. 補習塾
    • 学校の授業を補うのが目的
    • 教科書を使って授業をする
    • 授業の内容の理解を目指す
    • 平均ライン以下の生徒を対象とする
  2. 補習塾は、学校でのふだんの授業についていけない生徒のための塾です。まずは授業の内容を理解できるレベルに達することを目標として、教科書を教材に教えます。

  3. 進学塾
    • 生徒を希望の学校に進学させることが目的
    • 教科書よりも進んだ内容を指導する
    • 受験を意識して、ハイレベルな問題を解かせる
    • 平均よりも上の成績をとれる生徒を主な対象とする
  4. 基礎をしっかりと固めるだけでなく、応用問題でも対応できるようなレベルの高い指導をするのが進学塾。宿題を出したり、実力判定テストで自分の実力を知って入試を意識させるなど、本格的な指導が必要になります。

  5. 総合塾
    • 学校の授業の理解から進学まで、さまざまな目的の生徒を受け入れる
    • 教材も生徒のレベルに合わせたものを使う
    • クラス分けテストなどがある
    • 入塾の条件などもなく、誰でも入塾できる
  6. 補習塾と進学塾の両方の特徴をもつのが総合塾。中規模程度の塾にはこのタイプが多く、入塾テストの成績によってクラス分けをし、レベルに合わせた授業をしています。間口が広く、たくさんの生徒を受け入れることができます。

授業のタイプ

授業のタイプによって、個別指導と集団指導の2種類があります。

  1. 個別指導
    • 大手も個別指導を始めるところが多い
    • 教室を細かく仕切り、生徒に自習をさせ、教室にいる先生がひとりひとり様子を見ながら指導する
    • 生徒がそれぞれのレベルに合った指導を受けることができる
    • テキストも生徒が好きなものを使うことが多い
  2. いま人気を集めているのが、この個別指導です。生徒は自分に合わせた丁寧な指導を受けられるし、教室内を静かに保つことができるので、生徒も経営側もメリットがあります。

  3. 集団指導
    • 従来の塾の指導スタイル
    • 同じ教材を使う
    • 複数の生徒に同じ内容を同時に教える
    • 授業料は安い

従来の塾の形は、この集団指導が一般的だったと思います。同じ教室で複数人が学ぶので、ライバル心が芽生えたり、仲間ができたりするのがメリット。授業や受験の情報交換もできます。

いま選ばれるのは「個別指導」

生徒や保護者に選ばれることが増えているのは、個別指導スタイルの学習塾です。

2009年度には40%を超えた程度だった個別指導のシェアは、2015年度には45%ほどまで上昇していると予測されています。個別指導の市場規模もその間に15%ほど大きくなっており、個別指導のニーズが拡大していることは確かです。

生徒が自分のペースで指導を受けられたり、相性のいい先生を選んだりできるのは、やはり大きなメリット。個別指導はこれからも人気を集めていくことでしょう。